グアムにある最凶逆バンジー
スリングショットの座席にすわった瞬間、これはそんじょそこらの遊園地の乗り物じゃないってことを実感。落ち着こうと思っても頭の中がグルグル回転しちゃうし、心臓はドラムみたいに打ち出すわ、喉は急に乾くわで。だって、あとほんのわずかで空に向かってまっすぐに160キロ(100マイル)以上の速さで発射されて、6Gの勢いで100メートル(330フィート)の高さへ1秒で打ち上げられるんだもの!!
えっ何?
http://www.slingshotguam.com/japanese/WHAT.html
より引用,下線は筆者による
実際にこの「スリングショット」、乗ってきたんですが、ヤバイです。
まず、射出直前に地面から頭までの角度が150度くらいになってカゴがぷらぷらするんですよ。
んで、操作してるおっちゃんがカウントダウンするの。英語で。
「Three, Two, One, ... Zero!」
でも全然カゴは射出されない。あれ?壊れてんの?と思ってたら、おっちゃん、
「HaHaHa」
とかいってんの。笑えねーよ。
どうすんだよ、って思ってたら、
「OK, count down again!」
って嬉しそうに言って、カウントダウン始めるん。
「Three, Two, ...」
次の瞬間、慣性の法則によって体はとどまろうとするんだけど、自分はカゴに乗ってるわけで。
つまりは射出されたわけです。心の準備無しで。
一気に上昇していった後、v^2-(v_0)^2=-2ghのv=0になってhが最大に、つまり最高地点まで到達します。
上昇の恐怖がやっと終わった…と思ったのも束の間、今度は位置エネルギーがすべて運動エネルギーに変わります。
つまり射出スピードと同等の速度で落ちる(h=0付近)わけです。
それが何度も繰り返され…思い出すだけで今でも冷や汗が出ます。
実際の動画は以下。
[閲覧注意]動画
動画だとそんなに対して怖く見えないかもしれませんが、乗ると恐怖でしかありませんでした…
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